知りたい！教えてヘッドスパ！
美容師さんにおすすめはされるけどまだしてない。
興味はあるけどやってみたことのないヘッドスパ。
はたまた
いつも美容室にいけばやってもらうけど、どんな風にいいの？
未体験の方も、体験済みの方もより深く知ってもらい、そして継続してやってもらいたいと思ってもらえたら幸いです。
今回はまず、ヘッドスパの歴史から学んでいきましょう。 
日本ホリスティック・ヘッドセラピー協会
（参照元URL https://headtherapy.jp/history）
ヘッドスパの歴史
ヘッドスパの始まり
４０００年も昔からインドでは民間療法としてマッサージを行っておりました。
この民間療法の基礎となる「アーユルヴェーダ」。病気になってから治すより、病気になること自体を予防し健康を維持する「予防医学」に基づいています。
また日々の生活の中で蓄積されていく毒素・未消化物・ストレスは、肌荒れや体調不良につながっていきます。それを薬草オイルを用い独自の手法で排出させる「デトックス」という方法がとられてきました。
アーユルヴェーダの中でもヘッドマッサージは特に癒しの効果がよく知られ、感覚器官のすべてをつかさどる【脳】の疲れをとり、身体全体に癒しの効果を及ぼします。
また、女性は強く美しい髪を、男性は健康的な髪を守るため日々のケアとしてオイルを使用して髪のトリートメントと頭皮のマッサージを行っていました。
このインドの伝統的なマッサージを全盲のナレンドラ・メータ氏が自身のセラピストとしての経験を活かし肩・上腕・首・頭皮・顔・耳のマッサージと、エネルギーバランスを含んだ心身に働きかけるホリスティックな手法『インディアンチャンピサージ』を作り上げました。
オイルを必要とせず、日常的に施すことができ、フィジカル・メンタル面で驚くほどのリラックス効果があったことが特徴でした。
インディアンチャンピサージがヨーロッパに伝わっていき、仕事の効率向上や、体調を維持して健康になることで多くの企業や病院でとりいれられ、『頭の癒し＝健康』となっていきました。
日本のヘッドスパ
日本にはこのインディアンチャンピサージが伝わってきた他に、髪のトリートメントをしながら軽いマッサージを施す「クリームバス」が伝わってきました。
クリームバスは紀元前インド商人がアーユルヴェーダの思想をインドネシア半島に伝えたのが始まりと言われています。
アボカドをすりおろしたものやアロエの果肉を頭皮や髪に塗布しマッサージを行い、ケアをしていくことが起源となりました。
現代ではインドネシアのバリ島式ヘアエステメニューとして日本に輸入され、香りのよさや頭皮を揉まれることによる気持ちよさから女性を中心に人気の施術となっています。
身近なヘッドマッサージの一つとしては、皆さんが毎日しているシャンプーもその一つです。
プロの美容師のシャンプーはとても気持ちがよく、ついウトウトする方もいらっしゃると思います。シャンプー後のすっきり感はえも言えないものですよね。
ご自宅でも丁寧に取り組むことで、美容室のような効果を得ることも可能となっております。
現在のヘッドスパ
ヘッドスパという言葉が世に広まり認知され始め、ヘッドスパ専門店も立ち上がってきました。
研究開発や勉強会が進み、リラクゼーション効果を高めるためにマッサージ中心の構成、筋肉を正確にとらえリフトアップ、首・肩周辺まで施術に含めリンパの流れも改善し疲れやコリの解消に至るまで。『究極の癒し』と呼ぶに相違ないものになってきてるでしょう。
また、使用するアイテムは皮脂・汚れを落とし、頭皮に栄養を与え、潤いを守り、ほのかな香りによるセラピー効果を持つものなど多彩なものがそろってます。
近年は男性だけでなく、女性の薄毛の悩みもよく耳にします。非常に敏感でデリケートでありながら、辛抱強い人間の頭は洗浄力の強いシャンプーの刺激に耐え、紫外線・大気中の不純物に耐え、ストレスをため込んでいます。
そういったものからの解放とより健やかな将来の頭皮のために、ぜひ「ヘッドスパ」をカットのように定期的にうけてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか？歴史を通じて少しはヘッドスパに対して関心は持てましたでしょうか？
正しいケアのお勉強を一般の方にもしていただくことと、美容師は正確な知識を得る機会をもつことが大切だと思います。
ララチッタではヘッドスパの講習を受け、勉強・練習し、キャンペーンを行いお客様に興味を持ってもらい、キレイのサポートをしていきます。
ぜひ一度ララチッタの自慢のヘッドスパを受けに来てみてください。
次回は『ヘッドスパのメリット・ヘッドスパのQ & A』をブログで綴るのでお楽しみに。